ネットリテラシー検定機構

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模擬試験問題 No.8【答え】

問1 インターネット端末は買った時からインターネットに接続されているため、設定の必要はない。

インターネットに接続するためには、設定が必要となります。接続設定を第三者に依頼する場合は注意が必要です。信頼のおける業者又は個人に依頼しましょう。

問2 ネットオークションとは、インターネット上で行われる競売(オークション)の仕組みのことで、登録すれば誰でも利用が可能である。

記述の通りです。

問3 コンピュータウイルスに感染がわかったら、まずはネットワークから切り離すことが第一に重要である。

記述の通りです。2次被害を防ぐためにもj基本的に推奨されている行為ですが、職場のパソコンが神瀬インした場合は、マニュアルや管理者の指示に従ってください。

問4 捨てアドとは捨ててもよいアドレスの事で、迷惑メールなどを避けるために、メールアドレスを登録する必要がある場面で、ダミーとして登録します。たいていの場合、一度使用したら使い捨てて、そのアドレスは使わず削除し、新しい捨てアドを別途作成します。

捨てアドとは、使い捨てのアドレスですが、1回ごとに交換はしません。

問5 オークション詐欺にあわないためにも、過去の取引実績(レビュー)を見ることは重要である。

オークション詐欺にあわないためのポイントとしては、過去の取引実績、出品・落札傾向、事業者の場合は古物商の登録を確認することが重要です。

問6 取引先から送られてきたUSBに入ったファイルを、念のためウィルスチェックをしてから開いた。

よく知っている取引先でも、コンピュータのセキュリティ状況がどうなっているかは不明なので、念のため、ウィルスチェックをしてから使う方が安心です。

問7 生年月日をパスワードにするのは、他人に推測されやすいので、避ける。

他人に推測されやすいパスワードは意味をなしません。生年月日や住所、電話番号等は使うのを避けましょう。

問8 インターネット上でのデータのやり取りは、ほとんどの場合、暗号回線を利用しているため、安全である。

インターネット上でのデータのやり取りは、ほとんどの場合、公衆回線を利用しており、暗号化はなされていないため、安全とは言えません。

問9 アプリケーションは、利用環境で作動する限り利用は可能であり、メーカーによって常に安全な動作が保障されている。

アプリケーションに対するメーカーのサポートには、ある程度期限があります。OSのサポートが終了したりした場合は、サポート対象となくなる可能性もあります。

問10 空港や図書館などの公共施設で公衆無線LANを利用しているからといって、重要な情報などの送信をしてもよいとは限らない。

公共機関から提供されている無線LANだから必ずしも安全とは限りません。

問11 民間企業では職業倫理や職務規定、就業規則等として多くの職場では守秘義務が定められているため、職場で知り得たことを公開してはならない。

記述の通りです。働いている場合は、職業に関係する規定、規則は必ず確認しておきましょう。

問12 SNSで所属や会社名を表示している場合、組織としての一員として、組織の品位を貶めるような投稿、掲載、発言は控えるべきであるが、表示していない場合、わからないので、何を投稿、掲載、発言しても良い。

表現の自由はあるものの、所属している組織をまったく考えない投稿、掲載、表現はあまり好ましくありません。また、何らかの理由で組織が分かってしまう場合もあるので、注意が必要です。

問13 現在では、医療機器に対策が施されたため、すべての医療機関で携帯電話やスマートフォンが、待合室や病室などで利用できる。

電波環境協議会の指針では、利用は可能とされていますが、あくまで指針であり、細かいルールは病院にゆだねられているため、確認が必要です。

問14 携帯電話のルールとして、「優先席付近では混雑時には携帯電話の電源を切る」とされているが、混雑時とは、「お客さま同士の体が触れ合う程度に混雑している場合」を指す。

記述の通りです。明確な定義はありませんが、いくつかの鉄道会社でこのように定義しています。

問15 本屋で本の中身を写真で撮影し、持ち帰る行為は違法であり、刑事罰の対象となる。

文化庁の見解では、私的複製にあたるため撮影した時点では違法とはなりません、しかし、お店としては結果本が売れなくなるため、行為として禁止しているお店は多くあります。

問16 インターネット上の情報には「主観的事実のみに基づく情報」「偽りの情報」「偏った情報」「古い情報」などがあり、情報をすぐに信じるのではなく、批判的にとらえて確認しながら利用していく能力が今まで以上に求められる

記述の通りです。インターネット上の情報を取捨選択する能力が求められます。

問17 災害の発生時に、自分がいる避難所に救援物資を送るよう、ネットに書き込んだ。

不足している物品を求めることに問題はありませんが、必要数以上の救援物資が届くことが考えられます。具体的にどのような状況であるかニーズを定めて書いて下さい。

問18 攻撃的で危害を与えるような表現は、自主規制の対象となっており、書きこんだ場合、総務省によって削除される。

サイトの運営者により削除される可能性があります。

問19 ペットに暴力をふるう映像は好ましくない。

見る人に不快感を与えるばかりでなく、「動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)」により罰せられる場合があります。

問20 自然災害、紛争、死亡事故など不幸な出来事の時には、それに便乗する悪質商法が存在する可能性があり、十分に注意しなければならない。

悪質商法以外にも、詐欺などの可能性もありますので、きちっとした情報を元に行動しましょう。

問21 インターネット上に、名誉を棄損するような事実を公表すると、瞬く間に広がりますので、他人の名誉を傷つけるような表現を用いることは絶対に避けるべきである。

記述の通りです。

問22 自分が不快に思った番組に抗議するため、ネットに電話番号を書き込んで抗議するように協力を依頼した。

電凸(でんとつ)といわれる行為で、一時に大勢の抗議活動をよびかけることは、放送事業者の業務を妨害する恐れもあります。別途適切な方法で伝える必要があります。

問23 3Dプリンターで性器の設計図をネットで配布することは問題にならない。

わいせつ電磁的記録頒布の疑いがあります。

問24 会員の紹介がなければ入れない施設の情報をネット等に掲載した。

会員の紹介が必要ですし、会員に限定して十分なサービスを提供することを目的としていますので、お店の許諾を得ずに紹介しても、宣伝にはなりません。許諾なく掲載しない方がよいでしょう。

問25 許可なく線路内に立ち入り、写真撮影をした。

線路内に侵入して列車を妨害した場合、往来妨害罪によって処罰の対象となりますので注意が必要です。

問26 株価の値上がりの目的で、「あの会社は新しい事業を企画している」とウソの情報をネットに書きこんだ。

不正に株価を吊り上げた場合、金融商品取引法違反として処罰されます。

問27 多数に送付するメールマガジンは「特定電子メール」に該当するため、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」を理解した上で送付しなければならない。

記述の通りです。送信者の氏名または名称を正しく表示し、受信拒否の通知を受け取る為の送信者の電子メールアドレス等は明示しなければなりません。なお、受信拒否をした者への再送信は禁止されているので、注意が必要です。

問28 18歳未満と知りながら、裸の画像をスマートフォンで撮影させ自分の携帯電話に送信させた

青少年を保護するための法律、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(通称児童買春・児童ポルノ禁止法)にて罰せられます。

問29 青少年がインターネットを安全に安心して利用できるために、保護者にはインターネットの利用の状況を適切に把握する責務がある。

青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律では、保護者に対し、その保護する青少年について、「インターネットの利用の状況を適切に把握する」責務を定めています。

問30 守秘義務は、国家公務員、地方公務員、弁護士、医師、大学教員、司法書士、中小企業診断士、自衛隊員など、その職務の特性上、業務上知り得た秘密の保持が必要とされる職業について、それぞれの法律により定められている。

記述の通りです。

問31 一度インターネット上に記述した文章・投稿した画像・映像等は、一度投稿してしまうと、オリジナルのものを削除しても、画面の写真やコピーが出回ってしまい、それらは、ほぼ回収不可能といっても過言ではない。

記述の通りです。表面上は削除できても、第三者による流布など、意図しない流出でさらに被害が拡大するおそれもあります。

問32 民事事件のほとんどは、金銭絡みや名誉棄損などが主な内容で、ほとんどのケースは「金品弁償」が解決手段となる。

「金品弁償」ではなく、「金銭」賠償です。

問33 自分が記載した内容が名誉棄損と言われ訴えられた場合、免責を適用するために報道機関の裏付け取材と同等レベルの証明が求められる。

記述の通りです。真実性・真実相当性の立証の程度は、取材態勢の整った報道機関と同様に要求されますので、表現には一層の慎重さが必要です。

問34 あいつは同性愛者だ、とSNSで名指しで投稿した。

「同性愛者」に対する偏見が社会にあることにより、当事者の社会的地位が低下するおそれがあり、名誉毀損となります。

問35 SNSで、限られた友人の間で共有されていた出来事を、まったく知らない第三者が転載していたので、プライバシーの侵害だと訴えた。

第三者がなぜ知り得たのかが分かりませんが、私生活上の出来事かそのように思われることについて、他人に知られていない事柄で、公開されることが嫌だと一般の人が思うことを公開したことについてはプライバシー侵害となります。

問36 実名で報じられた数十年前の重大な刑事事件の当事者名をネットに掲載した。

事件当時に実名で報じられていても、時の経過とともにプライバシーとして法的保護の対象となります。また、仮に真犯人でも刑事事件で処罰を受けた後であれば、新たな社会的制裁となる恐れがあり、別途、名誉毀損等の刑事/民事責任を負うことになります。

問37 友達のマンションが素敵だったので、一緒に写真を撮ったが、本人の許可を得ず、マンション名とコメントをつけてネットにアップした。

マンション名を出すことによって、住所が確定してしまいます。本人の許可なくマンション名を出すのは控えましょう。

問38 子どもの運動会の綱引きの写真をネットに掲載した。

本人の承諾無く、みだりに容貌を姿態を撮影されない自由があるとする最高裁判決(京都府学連事件)があり、肖像権として法的に保護の対象とされているため、同意がとれない人物の写真は掲載できません。被写体となっている全員の同意が必要です。

問39 個人情報とは、特定の個人を識別できる情報のことで、具体的には「氏名」が該当する。

組み合わせで、個人が特定できる場合に該当します。生年月日だけでは個人の特定はできません。

問40 友人からA氏に年賀状を出したいから住所を教えて欲しいと言われ、教えた。

個人情報保護法は個人情報収集の目的の明示や、収集の範囲、第三者への提供禁止を求めています。5000件を超えない個人情報保有者には法的義務はありませんが、法律の主旨は守るべきものとされています。

問41 独創的な作品に対する知的財産権を「著作権」という。

記述の通りです。

問42 入手不可能な過去の番組動画を、動画サイトに掲載した。

権利者の許可無く、動画サイトにアップロードすることは違法とされます。

問43 友だちと共通の話題作りのために、購入した電子書籍を自分のIDで閲覧させた。

他人のIDでログインさせることにより、本来の利益を失ってしまうので、電子書籍のサービスは他人への譲渡や閲覧を許していません。また、勝手に使われてしまう恐れもあるので、ID/PWを教えることは避けて下さい。

問44 有名な漫画のキャラクターをコピーして、バザーのチラシに使った。

漫画(アニメ)のキャラクターも著作物として保護されています。特に許可されていない限り、許諾なく使用することはできません。

問45 ベートーベンの楽譜はネット等に掲載して良い。

ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーベンは1827年に死去しているので、すでに著作権が消滅しており、人類共通の財産(パブリックドメイン)として使用できる。ただし、新解釈等により出版された楽譜等については別途の権利が発生している可能性があり、確認が必要である。

問46 動画サイトにお気に入りの曲を使用した。

インターネットでの楽曲使用は著作物の管理団体が使用方法を定めています。団体毎でルールは異なりますが、指定するサイトに掲載する場合に、使用料の支払いが求められます。

問47 自分の結婚式で謝礼を支払ったミュージシャンの演奏の映像を、特に断りなく、後日、動画サイトにアップした。

使用されている楽曲の権利処理もさることながら、プロのミュージシャンは実演家として権利保護されます。有償で支払っていても、インターネットによる公衆送信は別途保障されますので許諾なく掲載できません。

問48 著作者の死後100年経過すれば、著作権は消滅する。

著作権の保護期間は著作者の死後50年(共同著作の場合には最後の著作者の死後から50年)、映画の著作物については公表後70年間です。

問49 親から譲り受けたブランド物の時計をネットで販売したら、お客様から「偽物だった」とクレームがあった。

偽ブランド品を販売することは、商標法違反または意匠法違反となります。また、権利者への権利侵害となります。親から譲り受けたものが偽物かどうかの判断が付かなかったということで「故意」の権利侵害にはならないかもしれませんが、返金などが必要でしょう。

問50 「商品・サービスの名前」、「マーク」や「エンブレム」などに対する知的財産権で、使い始めてから排他的、独占的利用が認められている。

「商品・サービスの名前」、「マーク」や「エンブレム」などは、単に使い始めるだけでは不十分で、登録が必要です。

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第1章 情報セキュリティ

インターネット上のサービス 脅威の種類 IDとパスワード データの取り扱い バックアップ アプリケーション セキュリティの確保 公衆LAN/無線LAN 機器等の処分/廃棄

第2章 マナーと倫理

利用する 場所・時間・目的 インターネット上の情報 危害を与える表現・行為 システムへ負荷をかけるもの

第3章 法制度(刑事事件)

刑法 その他インターネットに関係する法律 青少年・児童 守秘義務違反 その他

第4章 法制度(民事事件)

民事事件とは 名誉棄損 信用棄損 プライバシー / 肖像権の保護 個人情報保護法 ヘイトスピーチ(憎悪表現) 第三者への責任

第5章 知的財産権

著作権制度 商標権 意匠権 特許権 / 実用新案権

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