ネットリテラシー検定機構

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模擬試験問題 No.9【答え】


問1 国境があるのと同じように、インターネットの世界では、外国のサイトを閲覧するのに、特殊な設定が必要となる。

インターネットの世界では、国境がありません。世界中の情報が見られますが、自身が発信した情報も世界中の人に見られていることを理解しなければなりません。

問2 電子掲示板とはインターネット上のページで、記事を書き込んだり、閲覧したり、コメント(レス)を付けることが可能な仕組みのことをさす。有名なものに「2ちゃんねる」がある。

記述の通りです。

問3 コンピュータウィルスのソースコードを発表することは犯罪にはならない。

ソースコードを広く公表すること自体は犯罪にはなりません。

問4 企業に関するデータが流出した場合、金銭的な損害ばかりでなく、社会的信用も大きく傷つく可能性がある。しかし、会社のことなので、個人の情報管理責任は問われない。

ガイドラインや管理マニュアルがあった場合などは、それに従わなかった個人の管理責任が問われる場合も十分にあります。

問5 コンピュータウィルス対策として、コンピュータを常に最新の状態にすることは重要である。

記述の通りです。コンピュータウィルス対策としては、OSやウィルスソフト、利用しているアプリケーションを最新の状態に保つことが重要です。

問6 よく知っている人からタイトルなしの添付ファイルのみがメールで送られてきたので、開く前に、用件をその人に問い合わせた。

相手先のパソコンがウィルス感染していたり、アドレスを偽装して送られるウィルスファイルもあるので、十分に確認の取れない添付ファイルは開いてはいけません。

問7 住所の番地をパスワードにするのは、他人に推測されやすいので、避ける。

他人に推測されやすいパスワードは意味をなしません。生年月日や住所、電話番号等は使うのを避けましょう。

問8 暗号化された回線は、物理的にデータが暗号化されている。

論理的に暗号化されています。ソフトウェアを使い、送信元の端末で暗号化し、受信側の端末で復号化します。ソフトウェアを使うことを論理的に、と表現します。

問9 セキュリティの確保の手段として「オペレーティングシステム」を常に最新の状態にしておくことが重要である。

記述の通りです。セキュリティの確保の為の基本的な3つの手段として、「オペレーティングシステム」「セキュリティソフト」「アプリケーション」の3つを常に最新の情報にアップデートしておくことが重要です。

問10 レストランの前でお店の無線LANに繋がったので、使い続けた。

ただちに違法にはなりませんが、お店のサービスは来店した顧客のためのものと考えられますので、使うべきではないでしょう。

問11 業務上知り得た事柄をインターネットに投稿する際には、十分に注意しなければならない。

守秘義務に違反するばかりではなく、内容によっては会社に損害を与えてしまう場合があります。

問12 たいていの組織には行動基準となる規範や綱領、倫理規範、ルールが定められているので、それに外れるような投稿などはするべきではない。

記述の通りです。定められていない場合もありますが、だからと言って、何をしても許されるわけではありません。所属している組織の一員として、自覚するべきでしょう。

問13 携帯電話やスマートフォンの電波は、医療機器に影響を与えるが、15cm以上離れれば問題はない。

15cmはペースメーカーの距離です。各医療施設によって、利用の制限はありますので、医療施設で利用する際には事前に確認するようにしましょう。

問14 優先席付近では、混雑時は携帯電話をつかってはならない。

現在の携帯電話の使用ルールとして、「優先席付近では混雑時には携帯電話の電源を切る」とされています。

問15 コンビニエンスストアで、雑誌の中身を写真で撮影し、持ち帰る行為は良くない。

文化庁の見解では、私的複製にあたるため撮影した時点では違法とはなりません、しかし、お店としては結果本が売れなくなるため、行為として禁止しているお店は多くあります。

問16 一部の少数の人々が自分たち以外の大多数の人々に対して、巧みな演説や論説などを駆使することによって群集心理を操作し、大多数の人々を自分たちにとって都合のよい状態に置き換えるという行為のことを「扇動」という。

記述の通りです。インターネットは情報発信に非常に便利です。しかし様々なサイトの記述をどうとらえるかはあなた次第で、冷静な目で見ることが必要です。

問17 「○月○日に預金封鎖されるかもしれない」と友達から聞いたので、そのことをネットで書いた。

警察発表やこれを報じるニュースなどを基に書き込むことは問題ありませんが、流言となる恐れがありますし、社会不安を募らせる恐れがありますので、伝聞情報は書き込まないで下さい。

問18 攻撃的で危害を与えるような表現は、自主規制の対象となっており、書きこんだ場合、総務省によって削除される。

サイトの運営者により削除される可能性があります。

問19 動物への残虐行為の映像や写真は、見る人に不快感を与える場合がある。

記述の通りです。見る人によっては自分と違う価値観を持ち、不快に思う場合がありますので、注意しましょう。

問20 自然災害、紛争、死亡事故など不幸な出来事の時には、それに便乗する悪質商法が存在する可能性があり、十分に注意しなければならない。

悪質商法以外にも、詐欺などの可能性もありますので、きちっとした情報を元に行動しましょう。

問21 インターネット上に、名誉を棄損するような事実を公表すると、瞬く間に広がりますので、他人の名誉を傷つけるような表現を用いることは絶対に避けるべきである。

記述の通りです。

問22 ネット上で自分の両親の実名を挙げて「人間のくず」と書いた。

家族といえど、名誉棄損に該当します。

問23 リアルタイムのわいせつなショーを不特定多数のインターネット利用者に閲覧させる行為は、「公然わいせつ罪」となる。

記述の通りです。このような行為は避けるべきでしょう。

問24 隠れ家レストランの情報をブログに掲載した。

「隠れ家」であることをお店の特徴としている場合、多くの人が知ることによってその店の特徴を失うことになりかねません。オーナーの許可なくこれを広めることは、業務妨害になる恐れがあります。

問25 許可なく線路内に立ち入り、写真撮影をした。

線路内に侵入して列車を妨害した場合、往来妨害罪によって処罰の対象となりますので注意が必要です。

問26 刑法上の「詐欺」とは、他人をだまして、金品を奪ったり損害を与えたりすることをいう。

記述の通りです。

問27 300件以下の人数に送付するメールマガジンは「特定電子メール」に該当しない。

特定電子メールには、送付数に関する特段の例外はありません。

問28 相手が18歳未満としりながら、相手の裸の写真をスマートフォンで撮影、保存した。

青少年を保護するための法律、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(通称児童買春・児童ポルノ禁止法)にて罰せられます。

問29 青少年がインターネットを安全に安心して利用できるために、保護者には青少年有害情報フィルタリングソフトウェア等でインターネットの利用を適切に管理する責務がある。

青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律では、保護者に対し、その保護する青少年について、「青少年有害情報フィルタリングソフトウェア等でインターネットの利用を適切に管理」する責務を定めています。

問30 守秘義務は、国家公務員、地方公務員、弁護士、医師、大学教員、司法書士、中小企業診断士、自衛隊員など、その職務の特性上、業務上知り得た秘密の保持が必要とされる職業について、それぞれの業務規則により定められている。

法律により定められています。

問31 一度インターネット上に記述した文章・投稿した画像・映像等は、一度投稿してしまうと、オリジナルのものを削除しても、画面の写真やコピーが出回ってしまい、それらは、ほぼ回収不可能といっても過言ではない。

記述の通りです。表面上は削除できても、第三者による流布など、意図しない流出でさらに被害が拡大するおそれもあります。

問32 人が、他人の権利ないし利益を違法に侵害する行為を「不法行為」という。

記述の通りです。ある行為によって他人に損害を生じさせた場合の行為を「不法行為」といいます。

問33 自分が記載した内容が名誉棄損と言われ訴えられた場合、免責を適用するために報道機関の裏付け取材と同等レベルの証明が求められる。

記述の通りです。真実性・真実相当性の立証の程度は、取材態勢の整った報道機関と同様に要求されますので、表現には一層の慎重さが必要です。

問34 ふざけて職場の商品陳列棚の上によじ登り、写真を取ってネットに掲載した。

信用棄損が発生した場合、会社から訴えられる可能性があります。職場での行動は、たとえ休憩時間中であったとしても、気をつけるべきです。

問35 大好きな芸能人に会うことができて写真を一緒に撮り、ネット等に掲載した。

その場でネット掲載の許諾まで撮っていない場合、肖像権侵害となる恐れがあります。また、仕事ではなくプライベートな時間だった場合、プライバシーの侵害になる恐れがあります。

問36 実名で報じられた数十年前の重大な刑事事件の当事者名をネットに掲載した。

事件当時に実名で報じられていても、時の経過とともにプライバシーとして法的保護の対象となります。また、仮に真犯人でも刑事事件で処罰を受けた後であれば、新たな社会的制裁となる恐れがあり、別途、名誉毀損等の刑事/民事責任を負うことになります。

問37 友達のマンションが素敵だったので、一緒に写真を撮ったが、本人の許可を得ず、マンション名とコメントをつけてネットにアップした。

マンション名を出すことによって、住所が確定してしまいます。本人の許可なくマンション名を出すのは控えましょう。

問38 子どもの運動会の綱引きの写真をネットに掲載した。

本人の承諾無く、みだりに容貌を姿態を撮影されない自由があるとする最高裁判決(京都府学連事件)があり、肖像権として法的に保護の対象とされているため、同意がとれない人物の写真は掲載できません。被写体となっている全員の同意が必要です。

問39 訃報をメールで知らせたり、ネットやSNSに掲載してよいか

個人情報保護法の対象となる「個人情報」は、生存する個人に関する情報(法2条)であって、死者は対象ではありません。そのため、訃報自体を掲載することは法的に問題はありません。ただし、葬儀場や連絡先が故人の自宅等である場合には、遺族の個人情報を保護する必要性があります。また、死因はプライバシーにかかわる情報であり、同法の対象ではないものの、法的保護の対象となります。さらに、近親者のみの葬儀(密葬)が行われる場合には、故人に対する敬愛追慕の情を侵害する恐れがあるので、遺族等の承諾無く葬儀等の情報は公開できません。

問40 5,000件以下であっても、個人情報を個人情報データベース等として所持し事業に用いている事業者は個人情報取扱事業者とされ、刑事上の責任が発生する。

記述の通りです。2017年5月30日より改正された法律が施行されましたが、件数に関わらず、個人情報を、個人情報データベース等として所持し事業に用いている事業者は個人情報取扱事業者とされ、法的義務が生じます。

問41 「著作権」を利用した行為に対する知的財産権を「著作隣接権」という。

記述の通りです。

問42 動画サイトに掲載されている過去のテレビ番組をダウンロードした。

権利処理された公式の映像はストリーミングのみを許可しており、ダウンロードして保管することを許可していないため不可能と考えられます。また、ダウンロードできるように著作権情報を解除することは直ちに違法となります。

問43 友だちと共通の話題作りのために、購入した電子書籍を自分のIDで閲覧させた。

他人のIDでログインさせることにより、本来の利益を失ってしまうので、電子書籍のサービスは他人への譲渡や閲覧を許していません。また、勝手に使われてしまう恐れもあるので、ID/PWを教えることは避けて下さい。

問44 有名な漫画のキャラクターをコピーして、バザーのチラシに使った。

漫画(アニメ)のキャラクターも著作物として保護されています。特に許可されていない限り、許諾なく使用することはできません。

問45 バッハの楽譜はネット等に掲載してよい。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハは1750年に死去しているので、すでに著作権が消滅しており、人類共通の財産(パブリックドメイン)として使用できる。ただし、新解釈等により出版された楽譜等については別途の権利が発生している可能性があり、確認が必要である。

問46 無償の個人ブログにお気に入りの曲の歌詞を掲載した。

作詞家も著作権者です。歌詞は思想又は感情を創作的に表現したものとして著作権の保護対象となります。別途、著作物の管理団体のルールに従う必要があります。

問47 自分の結婚式で謝礼を支払ったミュージシャンの演奏の映像を、特に断りなく、後日、動画サイトにアップした。

使用されている楽曲の権利処理もさることながら、プロのミュージシャンは実演家として権利保護されます。有償で支払っていても、インターネットによる公衆送信は別途保障されますので許諾なく掲載できません。

問48 著作者の死後100年経過すれば、著作権は消滅する。

著作権の保護期間は著作者の死後50年(共同著作の場合には最後の著作者の死後から50年)、映画の著作物については公表後70年間です。

問49 容器の形状も「商標権」として保護される。

記述の通りです。「商標権」は一般的に名称についての権利ですが、立体物であっても「商標権」の保護対象となります。

問50 「商標権」は偽物や、紛らわしいものを勝手に作らないように規制しているが、これはすでに広く知られている知名度がただ乗りされないようにしたものである。

記述の通りです。

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第1章 情報セキュリティ

インターネット上のサービス 脅威の種類 IDとパスワード データの取り扱い バックアップ アプリケーション セキュリティの確保 公衆LAN/無線LAN 機器等の処分/廃棄

第2章 マナーと倫理

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第3章 法制度(刑事事件)

刑法 その他インターネットに関係する法律 青少年・児童 守秘義務違反 その他

第4章 法制度(民事事件)

民事事件とは 名誉棄損 信用棄損 プライバシー / 肖像権の保護 個人情報保護法 ヘイトスピーチ(憎悪表現) 第三者への責任

第5章 知的財産権

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