運転中の車・オートバイでの携帯電話やタブレット・スマートフォンの利用は利用中の事故が多発したため法律で禁じられています(これは自転車でも同様です)。2019年12月1日からの改正道路交通法の施行により違反点数は改正前の3倍、罰則金は約2.4倍から3.5倍になるなど、罰則が強化されました。また、ハンズフリー機器の利用も制限している地方自治体があります。
運転中は周囲の状況を正確に把握して瞬時に判断し続けなければ安全に走行できません。警視庁によると自動車は時速60kmで走行した場合、2秒間で約33.3m進むことがわかっています。そのため、短い時間でも情報端末を注視することは自分や同乗者、周囲の人々の生命を危険にさらしたり、重大な損害を与えることにつながります。
多くの携帯電話には運転中に通話を制限する機能が備えられているため、その機能を活用するか、やむを得ず利用する場合は、安全な場所に車を止めてから利用するべきでしょう。