前述の様に個人情報の管理と保護の仕組みは作られていますが、個人情報は盗まれたり、漏えいしていたりするのではなく、多くの場合、自らの選択により、他人に教えていることが多いと考えられます。たとえば、
等の様々なシーンで、個人情報が集められています。無料で便利なサービスが使えたり、お得なキャンペーンやポイントシステムが勧められたり、懸賞で高額の商品が提供されたりするのは、こうした個人情報を収集し、マーケティング情報として利用することの引き替えに行われることが多いのです。
もちろん、そうした個人情報を書き込まなければ多くのサービスは利用できませんし、豪華な賞品を手に入れることもできませんが、悪意を持って個人情報を盗んだり、持ち出して販売したりというような漏えいの事例がありますので、自分の情報と引き替えにしても、本当に必要なものかどうかを考える必要があります。