ネットリテラシー検定機構

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プライバシー / 肖像権の保護

顔や容姿、姿態についても法的な保護があり、「肖像権」といいます。本人の許諾ないままに、みだりに撮影されない権利として、判例で認められてきました。たとえ警察官が捜査目的で撮影するにしても、正当な理由が必要とされています。また、写真や絵画、彫刻なども本人の許諾なく使うことはできません。


しかし、いくらプライバシーや肖像が法的に保護されているからといっても、自分でブログやSNSに書き込んだ結果、受けた被害までは守りきれません。たとえば、書き込んだことがもとで「炎上」してしまった場合、あなたのプライバシーや肖像は勝手に暴かれてしまいます。しかし、そもそも自らその権利を放棄しているわけですし、誰もがコピーできる状態に情報をゆだねているわけですから、そのようなつもりではなかったと思わずに、十分に発言や書き込み、情報掲載に気をつける必要があります。