ネットリテラシー検定機構

ネットリテラシー検定機構

意匠権

商標権と似ていますが、この権利は「デザイン」に対する法的保護で、これを保障した意匠法では、物品(部分を含む)の形状、模様、色彩、これらを結合したもので、視覚的に美感を起こさせるものを保護しています。意匠権で保護されるデザインで代表的なものには、自動車や衣服のデザインがあります。

美的に優れていて、機能性に富み、信頼性を勝ち得たデザインは、見ただけで何のデザインか、誰のデザインかを認識することができますね。元となる図形や色彩は誰もが描けるものとしても、その色遣いや組み合わせに創意工夫があり、オリジナリティーが生まれます。

意匠権は、

・ 量産が可能で、
・ 新規性があり、
・ 容易に創作できないもの

について登録が認められます。

そして、製造販売業者に差し止めや損害賠償を求めることができます。一般のユーザーで問題となりやすいのは、ネットオークションでの模造品の取り扱いです。安いからといって模倣品を売ったり、買ったりすることは、オリジナルにたいする価値を貶めることになりますし、何よりも安全性や品質に対する消費者や市場の信頼なども歪みます。

一方で、意匠権等の登録期間が終了した後に、そのデザインを再利用した「ジェネリック家具」といったものもありますので、同じデザインだからといって「偽物」と決めつけることはできません。そのため、真贋を見分ける力を養う必要があります。

第1章 情報セキュリティ

インターネット上のサービス 脅威の種類 IDとパスワード データの取り扱い バックアップ アプリケーション セキュリティの確保 公衆LAN/無線LAN 機器等の処分/廃棄

第2章 マナーと倫理

利用する 場所・時間・目的 インターネット上の情報 危害を与える表現・行為 システムへ負荷をかけるもの

第3章 法制度(刑事事件)

刑法 その他インターネットに関係する法律 青少年・児童 守秘義務違反 その他

第4章 法制度(民事事件)

民事事件とは 名誉棄損 信用棄損 プライバシー / 肖像権の保護 個人情報保護法 ヘイトスピーチ(憎悪表現) 第三者への責任

第5章 知的財産権

著作権制度 商標権 意匠権 特許権 / 実用新案権

模擬試験

模擬試験トップ