ネットリテラシー検定機構

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第2章 マナーと倫理

この章では、インターネット利用のマナーおよび倫理について学習します。

時間や場所、目的に従ってふさわしい服装があるように、インターネットの利用にも、それに応じて相応しい使い方、すなわちマナーがあるでしょう。もしあなたが相応しくないと思われる使い方をした場合、周囲の人間とトラブルになる可能性も十分あります。したがって、インターネット利用におけるマナーについて学習する必要があります。利用のマナーに関しては様々な見解があり、時代によって変化することや世代によって変わることもあります。そのため、常に私たちはマナーに関して敏感であることが必要です。

倫理については、インターネットを利用して情報を発信する際、法には触れないものの、その表現のあり方によっては人を傷つける恐れがあったり、損害を与えてしまったりして、大きな問題に巻き込まれる可能性があるので十分な注意が必要です。インターネットには、よくも悪くも様々な情報が溢れていますが、安易な情報の転用・転送行為について、場合によっては悪意ある活動を助長してしまう可能性があります。情報を活用する側にも、利用に関して責任が生じることを十分理解しましょう。

マナー・倫理について、その定義は非常に難しい問題ですが、過去に社会的に問題になった事象を学ぶことによって、新たな問題を生じないよう学習していきましょう。

本章は以下の内容で構成されています。

第1章 情報セキュリティ

インターネット上のサービス 脅威の種類 IDとパスワード データの取り扱い バックアップ アプリケーション セキュリティの確保 公衆LAN/無線LAN 機器等の処分/廃棄

第2章 マナーと倫理

利用する 場所・時間・目的 インターネット上の情報 危害を与える表現・行為 システムへ負荷をかけるもの

第3章 法制度(刑事事件)

刑法 その他インターネットに関係する法律 青少年・児童 守秘義務違反 その他

第4章 法制度(民事事件)

民事事件とは 名誉棄損 信用棄損 プライバシー / 肖像権の保護 個人情報保護法 ヘイトスピーチ(憎悪表現) 第三者への責任

第5章 知的財産権

著作権制度 商標権 意匠権 特許権 / 実用新案権

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