ネットリテラシー検定機構

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バックアップ

データを集積してこれを分析、活用することは有用な利益をもたらします。しかし、一歩間違えれば、大変な損害を被ってしまう恐れがあります。その最大の危険は、データを保存したファイルの紛失と機械の故障等によって読み取れなくなることです。

クラウドサービス等のデータ保管が組織的に行われている場合などは、保守管理契約によって個々のユーザーが気にする必要はありませんが、それぞれのコンピュータに日々使うデータが保管され、管理が個人に任されているような場合、定期的に別のハードディスクなどにバックアップをしておくことが必要です。データ容量によってかなりの時間がかかりますので、帰宅後や休日など、ふだんコンピュータを使わない時間帯を利用して、定期的にバックアップするようにして下さい。

  • 作成途中のファイルの保存はこまめにする。
  • データの保存場所にバックアップ環境があるか否かを常に理解しておく。
  • 会社のバックアップポリシーに従う。
  • バックアップが取られていない場所での保存はリスクがあることを認識する。

なお、どんなコンピューター上のサービスやシステムも、万全ではありません。今まで使っていたサービスが急に使えなくなってしまうということも、場合によっては発生します。そのようなことを前提に考えて置くことは、コンピュータを利用する上で非常に重要です。

第1章 情報セキュリティ

インターネット上のサービス 脅威の種類 IDとパスワード データの取り扱い バックアップ アプリケーション セキュリティの確保 公衆LAN/無線LAN 機器等の処分/廃棄

第2章 マナーと倫理

利用する 場所・時間・目的 インターネット上の情報 危害を与える表現・行為 システムへ負荷をかけるもの

第3章 法制度(刑事事件)

刑法 その他インターネットに関係する法律 青少年・児童 守秘義務違反 その他

第4章 法制度(民事事件)

民事事件とは 名誉棄損 信用棄損 プライバシー / 肖像権の保護 個人情報保護法 ヘイトスピーチ(憎悪表現) 第三者への責任

第5章 知的財産権

著作権制度 商標権 意匠権 特許権 / 実用新案権

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