性別や住んでいる地域、職業や学歴、経済的状況を理由として、差別されたり、罵声を浴びせられたりしたらどのように思うでしょうか。大きなショックを受けるだけでなく、人間関係への不信感を募らせたり、社会で暮らしていくことが不安になったりしますね。
「差別をしてはならない」「差別のない明るい社会を」というのは、誰しもキャッチフレーズとしては理解するでしょうし、公然と反対はしないでしょう。しかし、残念ながら世の中に「差別」は存在しています。
以下に基づいて個人や団体を不当に差別すること、またはそれを支持する行為は一般的に不適切な表現として捉えられますし、記載した側の人間性が問われる場合もありますので、注意が必要です。
また、他者への差別を煽ったり助長したりする行為も注意が必要です。例えば、 差別主義団体への支援やそれらの関連アイテムの販売などはこれにあたります。なお、学歴などは一見、本人の能力に応じたもので「合理的な区別」と思われがちですが、経済的な理由等、本人の努力では何ともできない事情もあります。そうしたことを理由に「差別」されたり、排除されたりするのは、とてつもない人権侵害になるのです。
第1章 情報セキュリティ
第2章 マナーと倫理
第3章 法制度(刑事事件)
第4章 法制度(民事事件)
第5章 知的財産権
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