具体的に下記のような事例は業務妨害罪として扱われます。
「他人が騒ぐのが面白かった」「サイトが盛り上がるのが楽しかった」「困らせてやろうと思った」「嫌がらせでやった」など理由は様々ですが、犯罪行為となってしまいますので、安易な気持ちでこのようなことをするべきではありません。
また、電子計算機損壊等業務妨害罪として意図せず巻き込まれるケースもあります。コンピュータやサーバーに大勢からのリクエストを送信し、システムダウンを狙う「DDos攻撃」といわれるものがありますが、コンピュータのセキュリティが万全でないと、遠隔操作によりこの犯罪行為に、あなたのコンピュータが使われてしまうかもしれません。
一方、株式相場の変動を目的として、虚偽情報や根拠のないうわさを流し、株価等に影響を与えた場合、「金融商品取引法」によって、処罰されます。この法律は個人投資家を保護することで、証券市場の信頼性、信用性を確保するために作られているものですが、皆さんの書き込み内容によっては、株価に影響を与えかねず、その場合、課徴金の納付を命じられる恐れがありますので注意が必要です。
第1章 情報セキュリティ
第2章 マナーと倫理
第3章 法制度(刑事事件)
第4章 法制度(民事事件)
第5章 知的財産権
模擬試験