コンピュータウイルスは、電子メールやホームページ閲覧などによってコンピュータに侵入する特殊なプログラムです。数年前まではフロッピーディスクを介して感染するタイプのウイルスがほとんどでしたが、最近はインターネットの普及に伴い、電子メールをプレビューしただけで感染するものや、ホームページを閲覧しただけで感染するものが増えてきています。また、利用者の増加や常時接続回線が普及してきたことで、ウイルスの増殖する速度が速くなってきています。(総務省「国民のための情報セキュリティサイト」より抜粋)
ウイルスには、簡単ないたずら目的のものから、悪意を持って危害を加える(コンピュータ内部のシステムファイルを消して、起動できないようにしたり、コンピュータの持ち主のパスワードを盗んだり、外部にデータを転送したり、コンピュータに再び忍び込めるような仕組み(バックドア)を作ったりします)ものがありあす。
多くのコンピュータウイルスは、ウイルスの名前の通り、自動的に増殖します。ネットワークにつながっているパソコンに自動的に感染したり、登録されていたり、履歴として残っている友人や仕事関係者のメールアドレスに対して勝手にウイルスを添付した電子メールを送信するなどして、爆発的に増殖していきます。
第1章 情報セキュリティ
第2章 マナーと倫理
第3章 法制度(刑事事件)
第4章 法制度(民事事件)
第5章 知的財産権
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