ネットリテラシー検定機構

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脅威の種類

情報発信における問題(プライバシーの侵害・著作権の侵害)


インターネットの普及によって、個人が自由かつ簡単に情報を発信でき、それが多くの人のかなり早いスピードで伝達するようになりました。しかしながら、情報発信の仕方を誤ると、他人のプライバシーを侵害してしまったり、著作権に抵触したり、また、思わぬところから情報が漏えいしたり、所属する組織(企業、団体等)に大きな経済的損失を与えてしまったりと大きな問題が現実に起こっています。

プライバシーの侵害

プライバシーとは個人的な日常生活や社会行動について、他人に知られたくない私的事柄をみだりに公開されない法的な保障と権利のことをさします。家庭の内情(どこに住んでいるのか住所なども該当します)、就寝中、入浴中などが許可なく公開されることは、プライバシーの侵害にあたります。インターネットを利用する上で、他人のプライバシーを公開してしまわないよう、十分な注意が必要です。

また、業務上、アンケートや顧客からの問い合わせに応じて、プライバシーに関する情報を収集する場合には、個人情報保護法に基づいて、厳重に管理しなければなりません。

著作権の侵害

「著作権」とは、著作者が言語、音楽、絵画、コンピュータプログラムなど、自らの思想・感情を創作的に表現した著作物を独占的に支配する権利のことです。インターネットでは、音楽や映画の違法ダウンロード問題などがありますが、文章なども対象となるため、メールの本文やWebページの転載など、十分注意する必要があります。人が作ったものを勝手に使うことは、著作権に反した行動となることを理解しなければなりません。なお、「著作権フリー」は、著作権者が著作権を放棄したもの(あるいは著作権者が定めたポリシー範囲内で断り無く使用できること)ことを言い、提示されるポリシーに従って、利用することができます。

第1章 情報セキュリティ

インターネット上のサービス 脅威の種類 IDとパスワード データの取り扱い バックアップ アプリケーション セキュリティの確保 公衆LAN/無線LAN 機器等の処分/廃棄

第2章 マナーと倫理

利用する 場所・時間・目的 インターネット上の情報 危害を与える表現・行為 システムへ負荷をかけるもの

第3章 法制度(刑事事件)

刑法 その他インターネットに関係する法律 青少年・児童 守秘義務違反 その他

第4章 法制度(民事事件)

民事事件とは 名誉棄損 信用棄損 プライバシー / 肖像権の保護 個人情報保護法 ヘイトスピーチ(憎悪表現) 第三者への責任

第5章 知的財産権

著作権制度 商標権 意匠権 特許権 / 実用新案権

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